みのりの秋、キャベツの秋

暑い夏を越え、寒暖の差が大きくなる奥出雲

『延命水の水が葉を冷やす』
植え付け初期、立ち上がったばかりの子供のような弱々しいキャベツが最も厳しい太陽が照りつけ地面から全ての水分が奪われる盛夏を乗り越えていかなければいけません。この時に坂根の延命水の山からやってくる水温15度の涼しい水をキャベツにかけてあげることで、キャベツの葉面温度を下げ、小さい小さい命が元気に夏を越えていきます。

『草刈りに追われる』
夏は物凄い勢いで雑草が伸びていきます。放っておくとジャングルになっていくだけではなく、キャベツが吸うはずの栄養が雑草に奪われてしまうため、常に草刈りに追われることになります。除草剤を使用するのが一番手っ取り早く、しかも長いこと草を生えてこない状態にできますが、減農薬栽培のためにも雑草は刈払機で丁寧に刈り取っていきます。しかし面積が多いので草刈りが終わったころには、最初に草刈りをした畑がボウボウになっていることも珍しくありません。

そして収穫の秋へ・・・

『自然のサイクルで』
この時期の奥出雲は害虫の密度がぐっと減ります。朝夕が寒くなるため、夏場のように蝶類が活動する時間も減り、蜘蛛などの捕食者がきちんと畑で機能していれば、多少の食害はあっても大事になることは少ないです。減農薬栽培を行うことで、虫を根こそぎ殺すのではなく、できるだけ自然のサイクルの中で生産することを目指しています。

『晩夏、寒暖差15度の奥出雲』
お盆を過ぎると急速に朝夕の冷え込みが強くなる奥出雲町。畑も昼は33度、朝夕は15度になることも少なくありません。この時期は一年で最も朝夕の寒暖差が大きくなので、夏に生産されるキャベツ以上にシャキシャキとした歯ごたえに加え甘味が強くなっていきます。特に生食で食べるキャベツの生産に力を入れているので、ザクザクと柔らかいキャベツを切って、サラダにしてもらえるのが良いかと思います。

PAGE TOP